手根管症候群の治療

手根管症候群の治療

写真:手根管症候群イメージ

手根管症候群(しゅこんかんしょうこうぐん)の治療は、痺れや痛みを抑える薬や注射が一般的ですが、当院では、神経の炎症を抑える薬も用いています。また薬が効かない場合や、痛みが原因で日常生活に支障をきたす場合は、手術も行います。当院は、院内で手術が可能です。

手根管症候群の症状

  • 人差し指・中指を中心に痺れや痛みがある(親指や薬指にも生じることがあります)
  • 明け方に痛みが強い
  • 手を振ると症状が改善する
  • 親指と人差し指でOKサインをしづらい

手根管症候群を発症しやすい人

糖尿病、リウマチ、妊娠出産、更年期などをベースに手を使いすぎると発症するケースが多いです。

手術を選択するケース

  • 痛みが強い
  • 薬と注射で症状が改善しない
  • 痛みが原因で日常生活に支障がある

手術について

手根管症候群の手術は10~15分くらい、前後の処置を合わせると30分程度で済むことが多いです。術後1週間~10日くらいの間にガーゼ交換を行います。症状が持続する場合は、投薬治療やリハビリテーションを行います。