関節リウマチのリハビリテーション

関節リウマチのリハビリテーション

当院の考え方

写真:関節リウマチイメージ

当院では、関節リウマチの治療において、薬物療法・手術・理学療法(リハビリテーション)・環境調整・合併症治療の5つの治療を組み合わせます。また、これらはすべてが等しく重要な位置づけです。薬による治療だけでなく、その方の生活状態を維持・改善することが求められるためです。例えば、関節が痛くなると、階段を上れなくなります。これに対して、投薬治療のほかに、リハビリテーションや介護保険に関するアドバイスを行います。場合によっては、人工関節置換術という手術の選択肢もあります。

関節リウマチの理学療法

関節リウマチが進行すると、骨粗鬆症や関節の変形が進みます。また、関節リウマチの患者様は虚弱体質の方が多い傾向にあります。これらに対して運動器リハビリテーションを行います。関節リウマチの患者様は関節炎による痛みが生じていることもあるため、無理な負荷をかけず、適切なリハビリテーションを進めていきます。

当院の理学療法では、単に身体を動かすことではなく、その方が求める生活に戻すことを目標にしています。生活実態を把握するために、場合によっては理学療法士がご自宅に伺い、家屋調査をすることもあります。幅広いケアを目指しています。