医療コラム

花粉症について

2026.02.21

非常勤医師 尾本 篤志

動画「花粉症について」

花粉症とは、スギ・ヒノキ・ブタクサなどの花粉が原因で、くしゃみ・鼻水・鼻づまり・目のかゆみなどの症状を引き起こすアレルギー疾患です。

■花粉症の主な症状
<鼻の症状>
・くしゃみ
・鼻づまり
・鼻水

<目の症状>
・かゆみ
・目の充血
・涙がよく出る

<その他の症状>
・皮膚のかゆみ
・倦怠感
・集中力低下
・イライラ

■花粉症の治療
花粉症は放っておくと症状が悪化していきますし、アレルギー性鼻炎は、仕事や家事の効率低下、学力や記憶力の低下を招くといわれています。症状が軽いうちから医療機関を受診しましょう。
また、花粉症の薬は、本格的な症状が出る前に服用し始めると効果的です。花粉の飛散が始まる時期から服用するようにしてください。

<花粉飛散時期の目安>
・スギ:1月より飛び始めて3月にピークを迎え、5月まで。
・ヒノキ:スギよりも若干遅れて飛び始め、4月にピークを迎えて6月くらいまで。
・ブタクサ:8~10月に飛散します。

花粉飛散時期の目安

花粉症の治療は、主に「薬物療法」です。
アレルギー物質との接触を減らすために「環境調整」も重要です。

<薬物療法>
症状によって内服薬や点鼻・点眼薬、鼻噴霧用ステロイド薬、点眼ステロイド薬などを組み合わせます。
近年は眠気の出にくい薬が開発されています。
当院では、「生物学的製剤」による先端治療も取り入れています。飲み薬や点眼薬で花粉症の症状が治まらない方は、ご相談ください。

<環境調整>
花粉に接触しないための工夫や住環境のアドバイス、花粉症に備えた早めの対応などを指導します。

*花粉に接触しないための工夫*
・花粉情報に注意しましょう。
・帰宅時は衣類や髪の毛をよく払ってから家に入りましょう。
・室内をこまめに掃除しましょう。
・外出を控えましょう。
・窓・戸を閉めておきましょう。
・洗濯物は室内に干しましょう。
・マスクや眼鏡も効果的です。

花粉症にお悩みの方は、当院にご相談ください。
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